7月1日に今年の発表会を終えてから、
早いもので、もう一か月以上経ちます。
もうすっかり普段のレッスンに戻っていますが、
やはり、「本番」を終えた後の生徒さんたちの
著しい成長を感じますね。
幼稚園の生徒さんから大人の方まで、年齢層もそれぞれの進度もジャンルも違いますが、
みなさんに共通して言えることは、以前より、楽譜を読むスピードやテクニック、
表現力の幅、仕上がる速度、すべての点においてレベルアップしています。
さらに相乗効果で、嬉しさ、楽しさ、達成感が ぐんぐん増しているのがよ~くわかります。
写真の楽譜は、幼児さん向けの「うたえる!ひける!ピアノ曲集①と②」です。
発表会後にこの楽譜を使い始めた、Sちゃん。
普段使っているテキストと合わせてレッスンしています。
ト音記号もヘ音記号もスルスル読めるようになって、
毎週花マルが10個つくこともめずらしくないです。
いつも、
「もっと、弾く~~!」
と物足りなさそうです。レッスン時間が足りないくらい♪
「ピアノって、やっぱり弾けると楽しい!」
「コツコツ練習すれば、私にも難しい曲が弾けるんだ♡」
「お母さんに褒められちゃった~♪」
みんな、にっこにこ(^o^)~☆
もちろん、講師の私もこれ以上嬉しいことはありません!
オリンピックになぞらえてみるならば…、
本番のためにひたむきに努力を重ねて、”個人戦を戦った・力を出し切った満足感”
だけではなく、発表会に出演した他の生徒さんの演奏(パフォ―マンス)に
”刺激を受けて、更に向上したいという気持ちが湧きあがってきた”…!
この点も非常に重要ではないでしょうか。
生徒さん同士はお互いに”敵”じゃないけれど、同じフィ―ルドで、
ピアノや声楽を学び研鑚を積む相手の様子を観て聴いて、自分も負けていられないと
感じ奮起する。
”音楽”で表現するのに勝ち負けはないと思いますけれど、
お互いに「よりよい演奏」を目指し、更に上へと登っていって欲しいです。