本当に感動したときというのは、言葉も出てこないものですね。しかもそんな体験ができるのは、そうそうないです。
先週の演奏会ではそのめったにない体験をしました。
演奏の途中から、岡本さんのヴァイオリンから聴こえてくる音色が、私にはしっとりと艶やかな絹糸のようだと感じられてきて、そうなると小倉先生のシュトライヒャーの音もすっとそこに織り込まれる滑らかな糸のようで。
お二人で紡ぐ音色は、美しい織物になってホール中を舞っているかのように思えて…胸がいっぱいになりました。
☆『フォルテピアノの世界第7回』
【講師演奏】
発表会の講師演奏の動画をここに紹介させていただきます。
どうぞご覧くださいませ。